で、どんなチャットボットがいいの?有名チャットボットサービス9つまとめ!

チャットボットの導入を検討しているものの、たくさんあるサービスからどれを選べばいいか変わらない方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、チャットボットを辞書型・選択肢型・ログ型の3つに分けて、いろいろなタイプのおすすめチャットボットをまとめました。どのチャットボットを使うか迷っている方は参考にしてみてください。

辞書型(ハッシュタイプ)

辞書型(ハッシュタイプ)は、あらかじめ登録された内容をもとに会話を進めていくチャットボットです。特定の単語や質問が入力されると、あらかじめ登録された答えが返答されます。

想定される質問に対する答えを全て用意しければならないので手間がかかり、ログ型に比較すると限られた会話しかできません。しかし用意した範囲内の会話なら比較的スムーズに行うことができます。

Bebot

Bebotは観光案内や飲食店予約、館内サービス案内などに活用できる辞書型チャットボットです。チャット形式で質問を入力すると、Bebotが回答を返してくれます。

アプリのダウンロードが不要で、スマホブラウザから手軽に使えるのが魅力。英語と中国語に対応しているので、外国人観光客向けに活用することもできます。

Bebot https://www.be-spoke.io/jp/index.html

hitobo

hitoboはユーザーからの問い合わせに自動で応答してくれる辞書型チャットボットです。ヘルプサイトに載っているようなよくある質問をhitoboに対応させることで、問い合わせ対応業務を効率化することができます。

hitoboで対応可能な質問かどうか判別して、自動で振り分けられる機能が特徴。対応できない質問は有人チャットに切り替えれば、問い合わせ対応が非常にスムーズになります。

hitobo https://hitobo.io/

選択肢型(シナリオ型)

選択肢型のチャットボットは、文章を入力するのではなく与えられた選択肢から選んで対話します。

文章を入力する辞書型に比較してシステムがシンプルなので、コストがかからないのが利点。ユーザーは与えられた選択肢から選ぶことしかできないので、こちらが意図するシナリオに持ち込みやすいのも長所です。

ChatBook

ChatBookは顧客獲得を効率化するための選択肢型チャットボットです。フェイスブックやインスタグラム広告からの顧客流入を自動化し、人が費やすオンライン営業時間を短縮します。

チャットボットはカスタマーサポートなどに使うことを想定したものが多いので、営業に特化したChatBookはかなり個性的だといえます。

メールと比較して既読率・クリック率が高く、効率が非常にいいのが特徴。サッポロビール株式会社など大手企業もすでに導入しています。

ChatBook https://chatbook.ai/jp/

Fast Sonor(ファストソナー)

Fast Sonorは、WEBメディア・ECサイト・実店舗の活性化や収益化をサポートする選択肢型チャットボットです。

モバイルでの使用に特化しており、スマホで扱いやすいインターフェイスが魅力。答えにくさを徹底排除して高い回答率を実現しています。ローソンやソフトバンクなどの大手企業もすでに導入しているチャットボットです。

Fast Sonor https://fastsonar.com/

Repl-AI(レプル・エーアイ)

Repl-AIは、プログラミング不要で誰でも手軽に利用できる選択肢型チャットボットです。

シナリオの作成や編集がしやすい作成画面が特徴。テンプレートが豊富に用意されており、チャットボット導入が初めての方でも使いやすくなっています。

それでいて曖昧表現の認識や過去の会話の活用など、高度な使い方ができるのも魅力です。

Repl-AI https://repl-ai.jp/

ログ型

チャットコミュニケーション

ログ型のチャットボットは、人間の会話データを蓄積して、その会話をもとに自然と思われる回答を返します。

今までの会話をAIが学習して精度がどんどん上がっていくのが特徴。辞書型や選択肢型に比べて人間同士のチャットに近い感覚で使うことができます。

一方で辞書型や選択肢型に比較すると不自然な返答をしてしまうケースもあり、システム構築に手間とコストがかかるのが難点です。

My-ope office(マイオペオフィス)

My-ope office(マイオペオフィス)は社内問い合わせ対応専用の、ログ型・シナリオ型ハイブリッドタイプのチャットボットです。想定される質問に対する答えを対話データとして登録すると、My-ope officeが自動で答えてくれます。

顧客向けに構築してヘルプデスク部門の人件費を削減するのにも使えますし、社員向けに必要書類を探す手間を短縮するためのツールとしても活用できます。

管理画面がシンプルで、チャットボット初心者でも使いやすいのが特徴。社内問い合わせによく使われるQ&Aが整備されているので、導入時の負担が少ないのも魅力です。

My-ope office https://www.my-ope.net/

AI SQUARED

AI SQUAREDは、最先端の人工知能技術を応用したログ型チャットボットです。チャットボットや人工知能に詳しくない方でも、高度な解析技術による応答システムを手軽に構築することができます。

音声認識エンジンと組み合わせてスマートスピーカーと連携することも可能。幅広い活用方法があるのが魅力です。サントリーやJTなどが導入しています。

AI SQUARED https://www.ai2-jp.com/

QA ENGINE

QA ENGINEは、世界最先端の人工知能によるログ型チャットボットです。カスタマーサポートや社内ヘルプデスクの効率化をサポートします。

国際クイズコンペティションで優勝した優秀なAIを使用。ディープラーニングで少ない会話データから高精度な回答を引き出すことができます。

分かりやすいインターフェイスで、機械学習に詳しくない方でも簡単に質疑応答AIを作ることができます。セブン銀行や農林中央金庫などが導入済みです。

QA ENGINE https://www.qaengine.ai/

頼友(ヨリトモ)

頼友は初心者でも使いやすいログ型チャットボットです。

よくある質問と回答を集めたインスタントパッケージがあるので、最初のQ&Aデータを作成する必要がありません(もちろん自分で作成することもできます)。

さらにAIの学習作業も頼友のエンジニアが代行してくれるので、難しい作業はほとんどせずに、高度なAIによるログ型チャットボットを導入することができます。

頼友 https://aiyoritomo.com/

まとめ

チャットボットはタイプによってそれぞれ長所と短所があります。どういう目的でチャットボットを導入したいのかを見きわめて、最適なタイプのチャットボットを使うことが重要だといえるでしょう。